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2011年6月25日~27日 山形旅行 3日目 [東北編]

3日目といっても翌日から仕事があるので早めに東京に戻ることにしました。
みいちゃんとドリーは11時頃にさくらんぼ東根を発車する新幹線を
予約しました。
あっちゃんは美猫さんの車で白石蔵王にいるお友達のところに寄り
もう一泊する計画です。

まず、朝一番でお土産を買うためにサクランボがたくさん売っている
「ファーマーズマーケット よってけポポラ」に寄ってさくらんぼゲット!
駅の近くの「くじら屋」さんというお菓子屋さんでおかしをゲット!

実は前日にも「まめとうや」で「元祖東根豆糖」の大豆白砂糖をゲット!
「壽屋」で梅のお菓子「茜姫」、リーズナブルな「アイスワイン」、いろいろな
漬物をゲットして自宅へ発送してもらいました。

というわけで、最終日は早めの新幹線でみいちゃんと米沢牛の駅弁を
食べて帰ってきました。
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2011年6月25日~27日 山形旅行 2日目 [東北編]

翌朝、肘折温泉元河原湯さんで山形産の美味しいお米「つや姫」
の朝ご飯を食べて肘折温泉を出発しました。

この日の宿泊地は、さくらんぼ東根です。
夕方までに着けば良いのでドリーは美猫さんに銀山温泉に行きたいと
お願いしました。

銀山温泉は、NHKの朝のドラマ「おしん」のお母さんが働きに
出ていた温泉街です。
いかに昔の温泉宿の面持ちがあるところでした。
すごく小さな街でした。
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美猫とドリーは、小勢起屋別館の温泉に小一時間ほど浸かりました。
その間、あっちゃんとみいちゃんは近くの滝をみたり銀山温泉を散策していたようです。

お昼過ぎにはさくらんぼ東根に戻るために裏道を美猫さんに運転してもらって
戻りましたが、途中が大変でした。
その裏道は、「背あぶら峠」という何だか怪しい名前の道で途中からは車がすれ違うことも
できないほどの細い道でした。
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車が来ないことを祈っていましたが、不幸にも2台の車が登ってきて
美猫さんはバックで車を待機させるところまで戻らなくてはならなくなり、
でも下手にバックすると溝にタイヤが落ちてしまいそうで・・・
ついには下から登ってきた車の運転手さんに運転を変わってもらいました。
けっこうスリリングでした。
「背あぶら峠」は2度と通りたくありません。

そうこうしているうちに平地まで下りてきて無事、東根の街に
今夜のお宿に行く前に、東根小学校の校庭にある
すごーく大きな欅の木を見物しました。
半端なくでかかったです。
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さくらんぼ東根温泉の旅館は、お客がほとんどいなくて
(日曜日に泊まったせいもありそうですが・・・)全く活気のない
旅館でした。
食事もあまり美味しくなくて温泉もあまりきれいではなくて
一人だけの旅行で泊まったらちょっとがっかりしてしまうと思います。
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今回は友人達と楽しく過ごせる旅行だったので、そんなお宿でも
楽しく過ごすことができました。

2011年6月25日~27日 山形旅行 1日目 [東北編]

今回は大人の休日倶楽部のお安いフリーパスでの旅行です。
メンバーは東京からあっちゃんとみいちゃんとドリー、角田から美猫さん
の4人です。

最初ははやぶさ号で新青森までとも思いましたが
具体的な計画を立てるときにはたぶんはやぶさも青森のお宿も
いっぱいだと思ったので、今回は青森行きはやめにして
山形方面にしました。
そして美猫さんにすべてお任せしてしまいました。
美猫さんは一泊目は山形の奥の方の肘折温泉を
二泊目は少し南に戻ってさくらんぼ東根温泉にお宿を予約してくれました。

25日は朝9時の東京駅発の山形新幹線に乗ることにしました。
あっちゃんとみいちゃんとは東京駅で待ち合わせました。
東京駅から3時間ちょっと乗って山形県の村山駅に降りました。
村山駅には角田から車を運転してきた美猫さんと娘さんのはなちゃんが
待っててくれました。

これから帰りの新幹線に乗るまでは美猫さんの車での旅行です。

まずはお昼ごはんです。
はなちゃんが近くのじゅんさい沼にある蕎麦屋さんへ連れて行ってくれました。
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山形県には美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあるそうです。
ここでも板そばという田舎そばとじゅんさいの酢のものとにしんの甘露煮
を頂きました。
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はなちゃんにご馳走になってしまいました。

そのあと、新婚はなちゃんの家でコーヒーをご馳走になりました。
はなちゃんちではメアリーが迎えてくれました。
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そしてさくらんぼ東根は佐藤錦の発祥の地なので
おいしいサクランボと地元のお菓子屋さんのよもぎ饅頭とずんだ古代米大福と
梅のお菓子「茜姫」をご馳走になりました。
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一時間ほどおしゃべりした後は、本日の宿泊地の肘折温泉に向かいました。
一時間くらいで肘折温泉に到着しました。
「元河原湯」というのが本日のお宿です。
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温泉につかって美味しい夕飯を食べました。
ドリーの同僚で「元河原湯」に以前宿泊したことのある人がいて
「お料理、美味しかった。」と言っていましたが、確かに料理は良かったです。
いわなの塩焼き、鴨鍋、その他いろいろ
お腹一杯で、鴨鍋はもったいないけど残してしまいました。
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食事の後は温泉街で旅館の女将たちが花笠音頭などを踊っているのを見てきました。
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早くも一日目は終了です。
あっという間でした。楽しい一日でした。皆疲れていてあっという間に
寝てしまいました。

2010年7月2日~7月4日(仙台から山形へ) [東北編]

7月4日の日曜日は山形へ行くことになりました。
そしてドリーは山形から雑踏の町へ帰京しました。

東京にいた時から高畠ワイナリーへ行き、「まほろばの貴婦人」
なるワインを試飲することを今回の旅行のスケジュールに組みこんでいたので
その他どこを見学するかだけの問題だけでした。
上山でサクランボ狩り?ラスクのシベールのファクトリー見学?
酒田で「おくりびと」のロケ地見学?銀山温泉?
などなどのプランがありましたが、結局は山形の町を見物して
高畠ワイナリーへ行くことに決まりました。

その日は東京からあっちゃんが合流することになっていて
午前10時過ぎに山形駅で落ち合う予定でした。
美猫とドリーは仙台~山形をつなぐJR仙山線で山形駅へ向かうことにしました。
8時過ぎの仙台発の普通列車に乗り込みました。
仙山線には1年ちょっとくらい前に会社の同僚と山寺に行ったときに乗りました。
今回も山寺駅を通りました。駅から山寺が見えました。
ずーと階段を上って登って、雪の残る山寺を参拝したことを思い出しました。
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9時半には美猫とドリーは山形へ着きました。
あっちゃんが山形駅に到着するまでの間に観光センターへ行き
二人で山形散策コースを検討しました。
結局、無料自転車を借りてサイクリングで名所を見物することにしました。
予定通り10時過ぎにあっちゃんが登場・・・珍道中の開始です。

サイクリングの最初は「霞城公園」です。
「霞城公園」は山形城跡を整備した、約35万平方mの都市公園です。
日本古来の伝統的建築様式で、二ノ丸東大手門が復元されています。
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広場には11代藩主・最上義光[よしあき]の騎馬像もありました。
最上義光は伊達政宗の実母義姫のお兄様です。
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山形市郷土館や山形県立博物館もありました。
山形郷土館は、明治11年9月に竣工した擬洋風の病院建築物で県立済生館
という病院でした。趣のある建造物でした。
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もちろん最上義光歴史館にも行って歴史の勉強をしました。
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そのあとはまたサイクリングで文翔館へ行きました。
文翔館は、国の重要文化財「旧山形県庁舎及び県会議事堂」を
修復・利活用している施設です。
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その中にはラスクの麦工房シベールのカフェもありました。
美猫はカフェで何か食べたかったようですが、ワイナリーへの移動の
電車乗車時間の都合もあり、その意見は却下・・・
美猫はちょっとむくれていました。

文翔館の門前はT字路となっていて正面南方向には七日町商店街を初めとした
山形市の中心部繁華街が続いています。
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その通りが山形の花笠祭りが開催される通りです。
開催時はさぞ賑やかなことでしょうね。

などと思っている時間もないほど高畠ワイナリーへの移動の新幹線の
時間が近づいています。
急いで自転車を返して三人はお昼ご飯も食べずに高畠へ向かいました。

高畠駅は何もないところでお昼ご飯を食べることもできず・・・
駅には昔高畠の親善大使をしていたというおば様が
何故かはりきってドリーたちへ高畠ワイナリーへの道を教えてくれたり
駅に隣接した温泉を教えてくれたりしました。
いつまでもおば様に付き合っているとワイナリーへたどり着けなくなってしまうので
そこそこで話を切り上げてワイナリーへ行きました。

ワイナリーのお庭で簡単な昼食をとって
後はひたすら何種類もあるワインの試飲です。
美猫もあっちゃんもドリーもアルコール大好きおばさんなので
たくさんたくさんワインを試飲してたくさんたくさんワインを買いました。
飲むのに夢中で写真は一枚も撮らずじまいです。(がっかり・・・)
へべれけにならないうちに高畠駅へ戻り、元親善大使お薦めの
駅温泉で一風呂浴びてドリーは帰京の途に着きました。

今度はどこへいつ旅立てるでしょうか?
その時まで仕事に遊びに人生頑張ります。。。。

2010年7月2日~7月4日(仙台から秋田へ) [東北編]

7月2日は東京から仙台へ移動するだけでした。
仕事を終えて週末を友人の美猫と満喫するために
いつもの「大人の休日倶楽部」の¥12,000のチケットを購入しての
旅行です。
週末の東北新幹線は満席でした。
恋人のところへ行く人、家族のもとへ戻る人、友と旅立つ人などで
大宮駅も到着した仙台駅もいっぱいでした。
ドリーもつい2週間前に東京で会ったばかりの美猫さんを訪ねて仙台上陸です。

仙台駅には美猫さんが迎えに来てくれていました。
なんといっても姉妹の契りを結んだ関係です。
ついちょっとの2週間ぶりも久しぶりのようにハグして再会を喜びました。

さて日はあけて7月3日です。
何と仙台発6時37分の秋田新幹線こまち号から旅は始まりました。
あまり早い時間で新幹線もガラガラです。昨晩の混雑とは雲泥の差です。
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今日の旅は偶然韓国ドラマ「アイリス」を訪ねてになりました。
最初は三陸の浄土ヶ浜に行く予定でしたが、美猫さんが調べたところ
日帰りで仙台へ戻るのは難しいとのことで急遽変更となりました。
美猫が「角館」「田沢湖」はどうだろうと提案してくれました。
それがなんとアイリスのロケ地だったのです。
ドリーはイ・ビョンホンの大ファンなので彼が訪れた秋田の町を散策できるのは
とても幸せなことでした。

まずは8時半過ぎに秋田新幹線は角館に到着しました。
今から3時間が角館散策の時間です。
まずは腹ごしらえとばかりに駅前の小さな和菓子やさんで「なると餅」
を買って美猫と二人で食べました。粟餅です。
餅の上が黄色いのは当時の粟の名残りだそうです。
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角館町は1620年に角館を領していた芦名義勝によって作られた城下町です。
北側に位置する武家町と南側に位置する商人町からできた秋田藩の支藩と
して最も大きな城下町です。

まず、武家町で武家屋敷を見て回りました。
有料ながら建物の中まで見物できる石黒家・青柳家を見て回りました。
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岩橋家は映画「隠し剣鬼ノ爪」のロケ地になったそうです。
また下級武士の松本家は「たそがれ清兵衛」の果たし合いのロケ地になったそうです。
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どの屋敷も趣が合ってじーんときました。
だんだん田沢湖へ移動する新幹線の時間が近づいてきました。
商人町はすこししか見物できませんでした。
明治後期から大正時代にかけて地主として繁栄した西宮家と
新潮社記念文学館をちらみして角館を後にしました。
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角館駅から再び秋田新幹線に乗車し田沢湖まで行きました。
いよいよ韓国ドラマ イ・ビョンホン主演の「アイリス」の秋田ロケ地巡りです。
田沢湖からバスに1時間弱ゆられて乳頭温泉郷「鶴の湯」へ
主役の二人が入浴した温泉地です。
入湯する前にお昼ごはんにしました。
田舎の温泉ですから洒落たランチはできません。
美猫は山菜丼をドリーは山芋そばを食べました。
もちろんビールも飲みました。、「日本秘湯を守る会」限定のビール「秘湯ビール」です。
日本唯一のブナの樹から採取された酵母を使用したビールで、
奥入瀬の源流水から生まれた地ビールです。
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昼食後はその秘湯に入りました。
すごーく古い温泉でした。硫黄くさくて水道やシャワーなんてありません。
もちろんシャンプーやボディシャンプーもありません。
あるのは固形石鹸だけです。
歩くところはなんだかぬめっとしていました。
ここにイ・ビョンホンがいたと思うだけでドリーは幸せな気持ちになりました。
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乳頭温泉郷を出発する頃から雨が降り始めました。
けれどドリーはこれで帰るわけにはいきません。
イ・ビョンホンが彼女とビールを飲んだ田沢湖畔の杜レストラン
「ORAE」に行かなくてはいけないし、二人が抱擁した田沢湖畔の
「たつこ像」も見にいかなくてはなりません。
美猫さんは韓国ドラマは好きではないですが、ドリーのために雨の中
付き合ってくれました。(やさしいお姉さまに感謝です!)
バスに揺られること30分で田沢湖畔に戻りました。
イ・ビョンホンが彼女と眺めた田沢湖をドリーは美猫と眺めました。
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雨の中を歩いて10分ほど歩いてレストラン「ORAE」へたどり着きました。
田沢湖駅行きのバス到着時間まであまり時間がありません。
ドリーは写真だけ撮らせてくれないかとお願いしましたがだめでした。
イ・ビョンホンが飲んだ地ビール買いますからと言いましたがだめでした。
撮影に使った席はそのままになっていました。
写真が撮りたいのでしょうがなく
イ・ビョンホンが彼女とビールを飲んだ席の隣で
ドリーは美猫とアイスコーヒーを飲みました。
すごーく幸せな気分になりました。
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たつこ像をみにみに行きたかったのですが、タイムアウト・・・
湖のむこうにあるたつこ像までは行くことができませんでした。
しょうがないので、仙台まで戻る新幹線の乗車駅田沢湖で
ポスターのたつこ像と写真に収めてきました。
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美猫さんのおかげで素晴らしい一日を過ごすことが出来ました。
明日は山形へ行き、東京へ戻ります。
そして明日は東京からあっちゃんがやってきて一日一緒に遊べます。

ああ、楽しくてしょうがない・・・・ドリーの旅です。

2009年6月26日~6月28日(仙台から平泉へ) [東北編]

6月28日

今回の東北旅行も最終日になった。
明日は月曜日、また1週間の仕事が始まる。
みいちゃんと前の日に相談して早めに帰京しようと決め、東京駅に18時に着く
新幹線の指定席をおさえた。
一日遅れで仙台へ着いたあっちゃんは明日は美猫さんの住んでいる白石蔵王に
滞在する予定なのでみいちゃんとふたりで一足先に帰る。

帰る時間に合わせ、今日は早めに仙台を発って平泉へ向かうことにする。
朝7時に美猫さんのマンションとお別れし、仙台駅へ・・・
仙台駅では仙台~一の関間の新幹線の中で食べる朝食を美猫さんが
買ってくれた。
味噌を塗って焼いて紫蘇の葉で巻いた焼きおむすび(伊達正宗の好物)と
仙台名物笹かまぼこ
一の関まで30分の道中で車窓からの田園風景を眺めながら頂く朝食は
とても美味しかった。ペットボトルに入れ替えてきたお茶も飲んだ。

そうこうしているうちに車内放送は一の関到着を伝える。
大慌てで荷物をまとめて新幹線を降りた。
この大慌てが後でショックなことに繋がることをその時ドリーは知らない。

新幹線から外来線へ移る途中に土産物販売店があり皆で立ち寄る。
おばさま達はお土産を見るのが大好きだ。買うのも大好きだ。
今から土産を買っては荷物になると断念し、平泉行きの外来線に乗り換えた。
電車はまもなく出発した。
出発直後にドリーは肩からの荷物が妙に軽いことに気がついた。
「あっつ、ポットがない。折角仙台のマックでアイスコーヒー入れてきたのに・・・
えっつ、どこに忘れたっけ????」いつもの軽いパニック状態へ・・・
「新幹線の中だ。どうしよう!!!」今更あわててもしょうがない。

外来線は10分足らずで平泉に着いた。
平泉に着いてすぐJRの忘れ物の連絡先をきき、無事新幹線に忘れてきたことが判明した。
自宅まで着払いで送ってもらうことにした。

さあいよいよ二日目の見物の始まりだ。
まずは平泉駅から徒歩10分で毛越寺(モウツウジ)へ行く。
高校の修学旅行で中尊寺とともにこのお寺も見学したらしいが全く覚えていない。
あっちゃんは池から観た本堂を覚えているという。
あとの三人は覚えていない。

毛越寺は慈覚大師円仁が開山したお寺であり
奥州藤原氏滅亡後度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、
大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で
保存され国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けている。
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アヤメ祭りが行われているほどにアヤメが満開だった。
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そこからは平泉巡回バスで中尊寺へ向かう。
バスを降りたところに弁慶のお墓があった。妙に大きな墓石だった。
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そこから中尊寺の金色堂までかなり急な坂道を登っていく。
中尊寺も高校の修学旅行で見学したが金色堂くらいしか覚えていない。
再び歩いてみても思い出すことがあまりない。
40年も前のことだし無理もないと自分を慰め、フーフー言いながら月見坂をのぼり
本堂と金色堂へ向かう。

中尊寺は天台宗の東北大本山である。
毛越寺と同じく慈覚大師円仁によって開山された。
金色堂はじめ3000余点の国宝・重要文化財を伝える、東日本随一の平安美術の宝庫である。
奥州藤原家三代のゆかりの寺であり、ご本尊は阿弥陀如来だ。
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金色堂は撮影禁止で中のピカピカさを紹介できないのは残念だ。
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中尊寺のそばで盛岡冷麺を食べて中尊寺を後にした。
ドリーは他に見物したい場所はなかったが
美猫さんがあそこもここもというので外来線発車ぎりぎりの時間まで平泉を散策した。

まずは義経終焉の地といわれている高館義経堂に立ち寄る。
お堂は小さなものであったがそこから眺める北上川や東稲山の景観は素晴らしかった。
松尾芭蕉句碑もあった。
「夏草や 兵共が 夢の跡」
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続いて柳之御所遺跡
ここは奥州藤原氏の政庁「平泉館」跡と推定されているところだが
調査中で広大の土地に縄があってあるだけのところであった。

最後は無量光院跡
藤原秀衡が京都の平等院を模して建立した寺院であった。
当時は平等院を上回る規模の寺院であったが、度重なる火災で焼失し、
今日では土塁や礎石が残るのみだ。

あわただしく歩き回った平泉から一関へ戻り、10分足らずの時間で
行きがけに決めていたお土産を購入する。
その後、新幹線で仙台へ行き、いったん仙台で下車する。
仙台での30分の新幹線待ち合わせ時間内であれこれと土産を買って
美猫とあっちゃんに見送られみいちゃんと東京へ戻った。

楽しい東北旅行だった。
友人達と笑ったりあわてたり、お互いを罵り合いながらあちこち観て回った。
東北にはまだいいところがたくさんある。
今回の旅行はJRの「大人の休日倶楽部」の安い切符を利用した。
次の機会にもまた美猫さんに迷惑かけながら東北旅行を楽しみたいなあ・・・・

2009年6月26日~6月28日(東京から仙台そして米沢へ) [東北編]

6月26日
  18時に仕事を終えて大宮へ出る。
  MAXやまびこ号に乗って一路美猫さんの待つ仙台へ向かう。
  新幹線の中はサラリーマン風の男性たちでいっぱいだ。
  皆美味しそうに缶ビールをグイッとやっている。
  うらやましいと思いながらも美猫さんとの夕飯を楽しみに新幹線ではおとなしく・・
  あっという間に仙台へ到着!
  盛岡まで石川啄木の思い出に浸りに出かけていた美猫さんが改札で待っていてくれた。
  本日からの宿となる美猫さんの五橋のマンションへ
  マンションの隣に開店した仙台金太楼餃子で夕飯をとる。
  久しぶりとはいえない再開にビールで乾杯!
  これから2日間仲良く楽しくやりましょう。
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6月27日
  朝からいいお天気だ。今日は山形米沢に美猫とむかう。
  NHK大河ドラマが今年は「天地人」
  上杉景勝と直江兼続が過ごした米沢を訪ね愛の兜を見ることにした。
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  東京から今日出てくるみいちゃんと米沢で待ち合わせだ。無事合流!
  まずは兼続とお船が祭られている林泉寺へ行くことにした。
  二人のお墓は大きさも一緒で仲良く並んでいる。夫婦のお墓が同じ大きさというのは
  当時にすると珍しいことのようだ。
  そして墓所には他にも景勝の夫人菊姫や景勝の母仙洞院の墓もあった。
  本堂には上杉家代々のお位牌もたくさんたくさんあった。
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  林泉寺でお参りした後は上杉神社へ!
  上杉神社へ向かう途中で山形大学工学部の洒落た校舎があった。
木造の由緒ある建築物に思える。
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  そろそろ美猫とみいちゃんとドリーのお腹が悲鳴を上げ始めた。
どこかでお昼ごはんにありつかないと・・・
  ガイドブックに載っていた米沢牛でも思いきり食べたいところだがお財布と相談した結果
  米沢牛の入った松花堂弁当を上杉城史苑のレストランで食べることにした。
  これが結構大当!
  牛肉の刺身、薄切りステーキ、野菜巻きフライなどいろいろ入っていて量も手ごろだ。
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  お腹もいっぱいになったことだし、いよいよ上杉神社の宝物殿で愛の兜を見物
  上杉謙信公の銅像もあった。
  上杉家十代鷹山公(米沢藩の藩政建て直しに成功した名政治家)の銅像もあった。
  『なせばなる なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり』
  といった言葉を残したのが鷹山公とはまったく知らなかった。
  というか鷹山公を知らなかった。残念!!
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  歩きまわってだんだん疲れてきたが、もう一か所「上杉伯爵邸」に足を向ける。
  元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり)伯爵邸として建てられた。
  ここでは庭を眺めながら米沢の郷土料理が食べられる。
  ここでゆっくり食事をするのも味わいがある。
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  これで米沢見物は終わ!
  急ぎ山形駅をあとにする。
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  向かうは再び仙台!
  仙台へ戻って夜から合流予定であったあっちゃんと会った。
  そして今度は四人で昨日の仙台金太楼餃子でまたまた夕飯!
  夕食後はのんびりおしゃべりを・・・していたのは三人で
  ドリーは仕事疲れもあってグーグーと先に寝てしまった。明日は平泉中尊寺だ。
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